STEM教育 STEM Education
アメリカを中心に政府が支援してきた教育の一つである、STEM教育は、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、数学(Mathematics)の4つの分野を、別々の独立した科目として教えるのではなく、実際の社会や環境と4つの分野をつないでブレンド学習します。
STEMカリキュラムの多くは、教育、社会的格差を無くすことを目的としているため、知識を学問で終わらせることなく、実際の社会で応用できるように助けられます。科学を日常生活にどのように応用できるか、社会にある問題を計算でどのように解決できるかという視点で考えます。このように、勉強したことを実生活や社会と結びつけながら学習することがSTEM教育の特徴となります。
小学生の場合、STEMの4科目すべてをつなげることから始まります。最初の目標は、生徒がSTEM教育に興味を持ち、学び続けたいという意欲を持ってもらうことにあります。そうすることで、日常生活の中で、自然に4科目をブレンドしながら考えるようになります。
中学生になると、STEMの4科目に関わる職業についての理解を深め、その分野で必要とされる学力を身につけることを目指します。
高校生になると、STEMの4科目の応用に入ります。STEM分野に関わる職業に関連した進路を考えます。